2024年4月の歌舞伎は、東京の歌舞伎座と四国の金丸座で上演されます。
4月の歌舞伎公演について、演目や配役、楽しみなところなどをお伝えできたらと思います。
歌舞伎座 四月大歌舞伎
| 公演期間 | 2024年4月2日(火)~26日(金) | |
| 昼の部(開演~終演予定時間) | 11:00~未定 | |
| 夜の部(開演~終演予定時間) | 16:30~未定 | |
| 休演日 | 10日(水)、18日(木) | |
| 劇場 | 歌舞伎座(東京・東銀座) | |
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料金(税込)
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1等席 | 18000円 |
| 2等席 | 14000円 | |
| 3階A席 | 6000円 | |
| 3階B席 | 4000円 | |
| 桟敷席 | 20000円 | |
昼の部 演目と出演者
| 一、双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき) | ||
| 引窓 | ||
| 南与兵衛後に南方十次兵衛 | 中村梅玉 | |
| 女房お早 | 中村扇雀 | |
| 平岡丹平 | 中村松江 | |
| 三原伝造 | 坂東亀蔵 | |
| 濡髪長五郎 | 尾上松緑 | |
| 母お幸 | 中村東蔵 | |
| 二、七福神(しちふくじん) | ||
| 恵比寿 | 中村歌昇 | |
| 弁財天 | 坂東新悟 | |
| 毘沙門 | 中村隼人 | |
| 布袋 | 中村鷹之資 | |
| 福禄寿 | 中村虎之介 | |
| 大黒天 | 尾上右近 | |
| 寿老人 | 中村萬太郎 | |
| 三、夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ) | ||
| 序幕 住吉鳥居前の場 | ||
| 二幕目 難波三婦内の場 | ||
| 大詰 長町裏の場 | ||
| 団七九郎兵衛/徳兵衛女房お辰 | 片岡愛之助 | |
| 一寸徳兵衛 | 尾上菊之助 | |
| 団七女房お梶 | 中村米吉 | |
| 下剃三吉 | 坂東巳之助 | |
| 傾城琴浦 | 中村莟玉 | |
| 伜市松 | 中村秀乃介 | |
| おつぎ | 中村歌女之丞 | |
| 大鳥佐賀右衛門 | 片岡松之助 | |
| 三河屋義平次 | 嵐橘三郎 | |
| 堤藤内 | 大谷桂三 | |
| 玉島磯之丞 | 中村種之助 | |
| 釣船三婦 | 中村歌六 | |
どんなところが楽しみ?見どころは?
双蝶々曲輪日記 引窓の主人公の南与兵衛は、村の役人に任命されお尋ね者を捕まえることを仕事として与えられます。
そのお尋ね者は与兵衛の義理の母の実子で相撲取りとなった濡髪長五郎だったのです。
濡髪は恩人を助けるために殺人を犯してしまいお尋ね者となっています。
与兵衛が捕らえるべき相手は濡髪なのです。
そして濡髪は捕らえられる前にひと目母に会いたいと、実母を訪ねてきます。
母としては、実子も助けたい、義理の息子に手柄も取らせてやりたいと葛藤があります。
もちろん、濡髪にも与兵衛にも葛藤があるなか物語が展開し家族の情愛が描かれます。
中村梅玉さんの与兵衛と尾上松緑さんの濡髪長五郎が楽しみですね。
七福神は、イケメンの若手俳優が福を招く七福神の姿になって、舞い踊るのですから楽しみじゃないわけがないという舞踊の演目です。
夏祭浪花鑑は、昨年博多座で上演され評判を呼んだ、た片岡愛之助さんの団七と尾上菊之助さんの徳兵衛がいよいよ歌舞伎座で観られるのがとても楽しみなお芝居です。
大阪で実際に起こった殺人事件を元に、弱きを助け強きをくじく義侠心を持った人たちの生き様が描かれます。
片岡愛之助さん、超かっこいいのでルパンや孫悟空で気になってる方は是非ご観劇を(*^^)v
夜の部 演目と出演者
| 一、於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり) | ||
| 土手のお六 | ||
| 鬼門の喜兵衛 | ||
| 土手のお六 | 坂東玉三郎 | |
| 山家屋清兵衛 | 中村錦之助 | |
| 髪結亀吉 | 中村福之助 | |
| 庵崎久作 | 市村橘太郎 | |
| 油屋太郎七 | 坂東彦三郎 | |
| 鬼門の喜兵衛 | 片岡仁左衛門 | |
| 二、神田祭(かんだまつり) | ||
| 鳶頭 | 片岡仁左衛門 | |
| 芸者 | 坂東玉三郎 | |
| 三、四季(しき) | ||
| 〈春 紙雛〉 | ||
| 女雛 | 尾上菊之助 | |
| 男雛 | 片岡愛之助 | |
| 五人囃子 | 中村萬太郎 | |
| 同 | 中村種之助 | |
| 同 | 尾上菊市郎 | |
| 同 | 尾上菊史郎 | |
| 同 | 上村吉太朗 | |
| 〈夏 魂まつり〉 | ||
| 亭主 | 中村芝翫 | |
| 若衆 | 中村橋之助 | |
| 太鼓持 | 中村歌之助 | |
| 仲居 | 中村梅花 | |
| 舞妓 | 中村児太郎 | |
| 〈秋 砧〉 | ||
| 若妻 | 片岡孝太郎 | |
| 〈冬 木枯〉 | ||
| みみずく | 尾上松緑 | |
| みみずく | 坂東亀蔵 | |
| 木の葉 男 | 大谷廣松 | |
| 同 | 中村福之助 | |
| 同 | 中村鷹之資 | |
| 同 | 坂東亀三郎 | |
| 同 | 尾上眞秀 | |
| 木の葉 女 | 市川男寅 | |
| 同 | 中村莟玉 | |
| 同 | 中村玉太郎 | |
| 同 | 尾上左近 | |
どんなところが楽しみ?見どころは?
先ず、仁左玉です、仁左玉。
こんな風に書くと軽く思われるかもしれませんが、人間国宝の片岡仁左衛門さんと同じく人間国宝の坂東玉三郎さんが二幕もご登場です。
このお二人のコンビは、仁左衛門さんの前名の片岡孝夫時代には孝玉と言われ、名コンビと言われてきたのです。
そのお二人が、於染久松色読販では「悪婆」と呼ばれる平気で悪事を働くお六と、極悪な喜兵衛の夫婦が悪の華を咲かせるというお芝居に、
神田祭では、粋でいなせな鳶頭と艶やかな芸者が神田明神の様子を舞い踊る姿が眼福の極みです。
お二人が揃う神田祭は眼福としか言いようがありません。
最後の四季という演目は、まだ見たことがない演目ですがこれだけの出演者が集まって舞い踊る演目は目にも麗しいこと間違いなし。
尾上松緑さんと坂東亀蔵さんのみみずくが楽しみです。
第三十七回 四国こんぴら歌舞伎大芝居
日本最古の芝居小屋として有名な琴平町(香川県)の旧金毘羅大芝居(金丸座)が、耐震補強工事を2022年3月に終えたばかり。
感染症の影響で5年ぶりにお芝居が上演されることになり、こけら落とし公演として歌舞伎が上演されます。
| 公演期間 | 2024年4月5日(金)~21日(日) | |
| 第一部(開演~終演予定時間) | 11:00~未定 | |
| 第二部(開演~終演予定時間) | 15:00~未定 | |
| 休演日 | 11日(木) | |
| 劇場 | 旧金毘羅大芝居(金丸座) | |
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料金(税込)
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A席 | 16000円 |
| B席 | 12000円 | |
| 特別席 | 20000円 | |
第一部 演目と出演者
| 一、沼津(ぬまづ) | |
| 沼津棒鼻の場 | |
| 平作住居の場 | |
| 千本松原の場 | |
| 雲助平作 | 中村 鴈治郎 |
| 娘お米 | 中村 壱太郎 |
| 荷持安兵衛 | 市川 染五郎 |
| 池添孫八 | 中村 亀鶴 |
| 呉服屋十兵衛 | 松本 幸四郎 |
| 二、羽衣(はごろも) | |
| 天女 | 中村 雀右衛門 |
| 伯竜 | 市川 染五郎 |
第二部 演目と出演者
| 一、松竹梅湯島掛額(しょうちくばいゆしまのかけがく) | ||
| 吉祥院お土砂の場 | ||
| 四ツ木戸火の見櫓の場 | ||
| 浄瑠璃「伊達娘恋緋鹿子」 | ||
| 紅屋長兵衛 | 松本 幸四郎 | |
| 八百屋お七 | 中村 壱太郎 | |
| 小姓吉三郎 | 市川 染五郎 | |
| 長沼六郎 | 中村 吉之丞 | |
| 同宿了念 | 大谷 廣太郎 | |
| 月和上人 | 松本 錦吾 | |
| 若党十内 | 中村 亀鶴 | |
| 釜屋武兵衛 | 中村 鴈治郎 | |
| お七母おたけ | 中村 雀右衛門 | |
| 二、教草吉原雀(おしえぐさよしわらすずめ) | ||
| 鳥売りの女実は雀の精 | 中村 雀右衛門 | |
| 鳥刺し実は鷹狩の侍 | 松本 幸四郎 | |
| 鳥売りの男実は雀の精 | 中村 鴈治郎 | |
どんなところが楽しみ?見どころは?
1835年(天保6年)に建てられたに現存する日本で最も古い芝居小屋の令和の大改修(復原及び耐震構造補強工事)が無事に終わり、「ブドウ棚」と「かけすじ」 が元の姿に戻し復原され、江戸時代の情緒を感じさせる姿になったということで、
そこで5年ぶりに歌舞伎が上演されるという事がまず第一の見どころかと思います。
昔ながらの芝居小屋の雰囲気の中で観る歌舞伎はさぞかし楽しめるのではないでしょうか?
八百屋お七の吉三郎への一途な思いが中村壱太郎さんと市川染五郎さんによって美しく描き出されるのがとても楽しみです。
そして、中村雀右衛門さんと市川染五郎さんの天女と伯竜との一幕も見目麗しいのではないかと思います。
四月の歌舞伎まとめ
2024年4月に上演される歌舞伎座と金丸座で上演される歌舞伎についてまとめました。
四月は日本全国の中で2か所だけの歌舞伎上演ですが、内容の濃い演目や顔合わせとなっています。4月の歌舞伎公演について、演目や配役、楽しみなところなどまとめましたので観劇のご参考になれば嬉しいです。どこでもドアが欲しい(*^^)


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