2024年6月の歌舞伎座での「妹背山婦女庭訓 三笠山御殿」の杉酒屋娘お三輪にて六代目を襲名した中村時蔵さん。
この興行では、実の父が初代中村萬壽を襲名されることになり、さらに中村時蔵さんの長男である小川大晴くんが、五代目中村梅枝を襲名するというおめでたい興行になりました。
近年は大役にも取り組み評価を上げている中村時蔵さんの家系や妻である小川素美さんや子供の事を深堀ってみました。
六代目中村時蔵のプロフィールと略歴
六代目中村時蔵さん、お名前はなかむらときぞうと読み、台数はろくだいめです。
プロフィールと略歴から見ていきましょう。
プロフィール
| 【名前】 | 中村時蔵(なかむらときぞう) |
| 【別名】 | 藤間明(日本舞踊宗家藤間流) |
| 【屋号】 | 萬屋 |
| 【本名】 | 小川義晴(おがわよしはる) |
| 【生年月日】 | 1987年11月22日 |
| 【出身地】 | 東京都 |
| 【血液型】 | B型 |
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【身長・体重】
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| 【学歴】 | 慶応義塾大学文学部中退 |
本名は小川義晴(おがわよしはる)、身長や体重の情報は見つかりませんでしたがすらっとした女方らしい体型をされています。
学校は慶應義塾幼稚舎から、普通部、慶應義塾高等学校を経て、慶應義塾大学文学部に進学されましたが、舞台生活に重点を置くため大学は中途退学されています。
略歴
1991年6月 歌舞伎座『人情裏長屋』鶴之助で4歳の時に初お目見得
1994年年6月 歌舞伎座『幡随長兵衛』長松と『道行旅路の嫁入』の旅の若者で 4代目中村梅枝 を襲名し7歳で初舞台
1995年 NHK大河ドラマ『八代将軍吉宗』に七代将軍家継役で出演
2018年 重要無形文化財(総合認定)に認定され、伝統歌舞伎保存会会員となる
この年の12月、五代目坂東玉三郎さんからの指名により、芸の継承という意味で、六代目中村児太郎とともに『壇浦兜軍記』の阿古屋を勤める。
2024年6月の歌舞伎座での「妹背山婦女庭訓 三笠山御殿」の杉酒屋娘お三輪にて六代目中村時蔵を襲名。
中村時蔵の家系が凄い!
【曽祖父】 三代目中村時蔵
【祖父】 四代目中村時蔵
【父】 中村萬壽
【弟】 中村萬太郎(弟)
【妻】 小川素美
【長男】 中村梅枝
【伯父】 中村錦之助
【従兄弟】 中村隼人
【従叔父】 中村獅童
中村時蔵さんから見て、中村獅童さんは従叔父(じゅうしゅくふ)となり、祖父の兄弟の息子ということになりますので、親戚ですね。
こちらのお家も歌舞伎俳優で渋滞しそうなお家ですね。
中村時蔵は女方、どんな俳優?
中村梅枝さんは現在36歳ですが、
面長で涼しい目元に曽祖父・三代目中村時蔵の面影が宿る。『金閣寺』の雪姫のような情熱的な姫、『菅原』の戸浪のような弁えた女房、『壇浦兜軍記』の阿古屋のような堂々たる傾城、コクーン歌舞伎『切られの与三』のお富で見せた悪婆、『すし屋』のお里のような娘。急所を外さない役作りで女方はもちろん、父・時蔵同様『忠臣蔵』の力弥のような若衆や『髪結新三』の忠七のような二枚目も本領。何を演じても本格で見物を唸らせる末頼もしい花形だ。
出典:https://meikandb.kabuki.ne.jp/actor/242/
と評されるように、女方はもちろん立役でも二枚目のイケメンや若衆などもバッチリなのです。
2018年12月には坂東玉三郎のさんのご指名により、六代目中村児太郎さんとともに『壇浦兜軍記』の阿古屋を演じられています。
これは玉三郎さんの芸を継承するという意味で選抜され、この時ばかりでなく翌年にも再演されています。
他の演目でも、玉三郎さんと共演されたり同じ役を勤められ事も多いので、未来の立女形として注目されているという事になります。
もちろんその期待に応えて一役一役大切に演じられているのは舞台を拝見していてよくわかります。
中村時蔵の妻や子供は?
中村時蔵さんは結婚されているのでしょうか?
はい、既に結婚されていて小川大晴(おがわひろはる)くんというお子さんも生まれています。
奥様は素美さんといい、旧姓は千葉素美さん、現在は小川素美さんです。
2014年4月27日、茶道表千家の家にお生まれの千葉素美さんと結婚されています。
出会いは先輩歌舞伎俳優に誘われた食事会だそうです。
時蔵さん曰く「しっかり者」で「お料理上手」とのことですから、最高の伴侶を得られているという事ですね。
そして、 2015年10月28日には長男の大晴くんが生まれています。
その大晴くんは、2020年に国立劇場「彦山権現誓助剣―毛谷村―」で初お目見得されています。
片岡仁左衛門さんに抱っこされての見得もキマっていて、将来が楽しみな初お目見得でした。
大晴君は、2024年6月に五代目中村梅枝を襲名しました。
六代目中村時蔵の襲名って?
六月大歌舞伎での襲名披露狂言にて六代目中村時蔵を襲名されました。
そして父親の五代目中村時蔵さんは、初代中村萬壽を襲名されました。
中村時蔵家には、時蔵以上のお名前がないのでご自身で「萬壽」というお名前を考えられたそうです。
家の先々を考え、時蔵というお名前を実子に継がせ、さらに孫にも名前を継がせるという事を決断された現時蔵さんのお考えが素晴らしいと思います。
ご自身が幼い頃に父親を亡くし後ろ盾がない中で苦労されたであろうことは想像できますので、子供や孫にはしっかりと道筋をつけてあげたいという親心なんでしょうね。
萬壽襲名後も、現役バリバリでいらっしゃることには変わりないと思います。
このお名前が何代も続いていくことを心から願っています。
中村時蔵はどこで観られるの?
中村時蔵さんの2026年2月は、歌舞伎座での「猿若祭二月大歌舞伎」にご出演です。
夜の部の「梅ごよみ」で、芸者米八を勤められます。
猿若祭二月大歌舞伎

まとめ
2024年6月の歌舞伎座での「妹背山婦女庭訓 三笠山御殿」の杉酒屋娘お三輪にて六代目を襲名した中村時蔵さん。
近年は古典歌舞伎は元より、新作歌舞伎や大役にも取り組み評価を上げている中村時蔵さんの家系や妻子について深堀ってみました。
観劇のお役に立てましたら幸いです。


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