11月の歌舞伎座は特別公演ようこそ歌舞伎座へお値段手ごろで初歌舞伎にはぴったり

公演情報

2024年11月の歌舞伎座は特別公演となり、「ようこそ歌舞伎座へ」と題して通常とは異なる形態での興行となります。

通常の昼夜2回興行、昼夜で違う演目という形態ではなく、昼夜同演目での上演となり、休演日も多く、夜の部の公演回数も少ないという形態です。

ですが、通常よりもお得なチケット代での開催となり、ちょっと見てみたい、初めて歌舞伎座に行ってみたいという方にはピッタリな11月の歌舞伎座についてまとめてみました。

十一月歌舞伎座はなんで特別公演になるの?

11月の歌舞伎座と言えば例年は「吉例顔見世大歌舞伎」銘打って、オールスターキャストによる大歌舞伎が上演されています。

歌舞伎の1年は11月から始まるのが昔からの慣わしで、来年1年間こんな役者を配し、こんな演目をやって行くんですよ、ということお披露目してオールスターでお客様に「顔見世」するのが「吉例顔見世大歌舞伎」なんです。

昨年の昼の部は、国宝尾上菊五郎親父様も登場し、尾上菊之助さんを中心とした凄い座組の「マハーバーラタ戦記」が通しで上演されました。

夜の部は国宝片岡仁左衛門さんが中心となる「松浦の太鼓」に、6月の親子三代襲名に向かう時蔵・梅枝(親子)の「鎌倉三大記」。

さらに家々の舞踊演目が上演され華やかな「吉例顔見世大歌舞伎」と言った趣の興行でした。

で、2024年はと言いますと「吉例顔見世大歌舞伎」というタイトルではなく「十一月歌舞伎座特別公演 ようこそ歌舞伎座へ Welcome to Kabukiza」となっています。

また、松竹の歌舞伎公式サイト「歌舞伎美人」には以下のような記載もあります。

※舞台機構設備の工事を実施するため、当初の発表から公演名、公演日程、料金を変更いたしました

出典:https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/881

今回11月の「吉例顔見世大歌舞伎」を行わない理由として舞台機構設備の工事を実施するためとありますが、「吉例」を止めて迄やらなくちゃいけないくらい急な工事なんでしょうか?

工事やリフォームを行う事でいい状態の歌舞伎座を維持してくれることはありがたいことなんですが、しかも休演日が多い、上演回数も少ないとはいえ工事しなきゃならないような劇場で、なんとなく1か月の興行はおこなってしまうという。

解せぬ!

なんとなく、なんなんだよそれと思わないでもないのですが、11月は、明治座、巡業、永楽館、立飛、演舞場と他にたくさん公演も行われるし、12月のお稽古が忙しかったり、人手が足りないとも考えられます。

ですが、11月の歌舞伎座はチケット代がとてもお得なのです。

券種によっては半額以下にもなるので半額をありがたく享受することにいたしましょう(*^^)v

十一月歌舞伎座公演を楽しもう!

チケット代がお手頃

桟敷席 22000円 9000円
1等席 18000円 9000円
2等席 14000円 4500円
3階席 6000円~4000円 3000円

やっぱりかなりお得な金額ですね。

普段はなかなか手が出ない桟敷席や、1等の花道横の席などに手が届くチャンスです!

ただ1階の桟敷は残席数が少なくなってきているのでお早めのお申し込みを、、、

学生さんの団体の鑑賞日も多いようですので、その辺は考慮しておかれるといいと思います。

私は2階席で観たことがないので、2階の最前列を取りたいなと思っています。

案内がある!!

11月の歌舞伎座では、普段見られない「歌舞伎案内」の幕があります。

ようこそ歌舞伎座へと題して、「〈映像〉幸四郎による歌舞伎座裏側の場」と「虎之介による歌舞伎あれこれの場」があるんです。

歌舞伎座の舞台裏を松本幸四郎さんが映像で案内してくれるということです。

これは初めて歌舞伎をご覧になる方にはきっと楽しいと思いますし、私も楽しみにしています。

そして、中村虎之介さんによる「虎之介による歌舞伎あれこれの場」は、お話上手な虎之介さんが拵えをしていない素の状態で案内をされるとのことでこちらもお楽しみに。

国立劇場が閉場中の折、歌舞伎を解りやすくお値段も手頃に楽しんでもらいたいという策をまさかの「吉例顔見世大歌舞伎」の11月に持ってくるとは、ヤル気ですね。

こういうのを歌舞伎座で体験できるというのもあまりないと思いますので、歌舞伎を観てみたいと思われる方はぜひこの機会に!

十一月歌舞伎座特別公演 概要

公演期間 11月1日(金)~23日(土・祝)
昼の部(開演~終演予定時間) 昼の部 11:00~13:45頃
夜の部(開演~終演予定時間) 夜の部 16:00~18:45頃
休演日 4日、11日、12日、15日、18日、20日
劇場 歌舞伎座
料金(税込)
1等席・1階桟敷席 9000円
2等席 4500円
3階席 3000円

※終演予定時間は、変更になる可能性があります。

十一月歌舞伎座特別公演 演目と配役

11月の歌舞伎座では、昼夜同じ演目が上演されます。

一、ようこそ歌舞伎座へ

幸四郎による歌舞伎座裏側の場<映像>
虎之介による歌舞伎あれこれの場

ご案内 中村 虎之介

歌舞伎座の舞台で素の役者さんが見られるというのもレアです。

二、三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)

大川端庚申塚の場

お嬢吉三 尾上 左近
お坊吉三 中村 歌昇
和尚吉三 坂東 亀蔵

歌舞伎演目の中でも人気の演目のである「三人吉三巴白浪」お嬢、お坊、和尚の三人の「吉三」が登場します。

悪い子たちのお話で、三人とも盗賊です。

そういうアウトローな人物が格好良く魅力的に描かれています。

元は僧侶だった和尚吉三、女性として育てられたお嬢吉三、元旗本の御曹司のお坊吉三が出会って、義兄弟となる「大川端の場」

「月も朧に白魚の~」というセリフは、聴いたことがある方も多いのではないでしょうか?

そのお嬢吉三を、美人、かわいいと評判の尾上左近さんが、カッコいいお坊吉三を中村歌昇さんが、クールで渋い和尚吉三を坂東亀蔵さんが勤められます。

目にも美しい一幕なのでこちらもお楽しみに(*^^)v

三、石橋(しゃっきょう)

獅子の精 尾上 松緑
中村 萬太郎
中村 種之助
中村 福之助
中村 虎之介

連獅子の団体戦というか、赤や白の長い毛を振り回す舞踊の演目です。

白い毛の獅子と赤い毛の獅子は歌舞伎に出て来る伝説の霊獣で歌舞伎を説明する上で、なくてはならないキャラクターです。

その獅子の精を松緑(音羽屋)さん、萬太郎(萬屋)さん、種之助(播磨屋)さん、福之助(成駒屋)さん、虎之介(成駒家)さんと、全員屋号が違う上に、東西のなりこまやが揃うというのもレアだと思いますのでこちらも楽しみです。

まとめ

2024年11月の歌舞伎座は特別公演となり、「ようこそ歌舞伎座へ」と題して通常とは異なる形態での興行となります。

チケット代は通常よりもお得なお値段での開催となり、ちょっと見てみたい、初めて歌舞伎座に行ってみたいという方にはピッタリな11月の歌舞伎座についてまとめました。

「歌舞伎を観た」という満足感の高い興行になると思いますので、是非お運びください!!

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