明治座 十一月花形歌舞伎は勘九郎、七之助、彦三郎、巳之助、米吉が勢ぞろい!

公演情報

明治座花形歌舞伎は2011年以来継続して行われてきた公演ですが、感染症の影響で2020年3月に予定されていた「明治座 三月花形歌舞伎」が中止になり、今年は4年ぶりの開催となります。

中村勘九郎、中村七之助、坂東彦三郎、坂東巳之助、中村米吉らが勢ぞろいして、注目の演目が上演されます。

あらすじや見どころをまとめましたので、参考にしてください。

明治座 11月花形歌舞伎 公演概要

公演期間 11月2日(土)~26日(火)
昼の部(開演~終演予定時間) 11:00~未定
夜の部(開演~終演予定時間) 16:00~未定
休演日 11日(月)、20日(水)
劇場 明治座
料金(税込)
1等席 15000円
2等席 7500円
3等A席 5500円
3等B席 3000円
U25チケット 9800円(1等席エリア内)

U25チケットは、公演当日25歳以下の方が対象で、当日に身分証明書(コピー不可)の提示が必要となります。

若い方に向けての特典があるのは嬉しいですね。

明治座 11月花形歌舞伎 演目と配役

昼の部

菅原伝授手習鑑 車引

松王丸 坂東 彦三郎
梅王丸 中村 橋之助
桜丸 中村 鶴松
藤原時平 坂東 楽善

一本刀土俵入

駒形茂兵衛 中村 勘九郎
お蔦 中村 七之助
堀下根吉 中村 橋之助
若船頭 中村 鶴松
酌婦お松 中村 梅花
波一里儀十 喜多村 緑郎
船印彫師辰三郎 坂東 彦三郎
老船頭 市川 男女蔵

横綱を目指しながらも、親方に見放され一文無しでお腹を空かせた、駒形茂兵衛はフラフラの足取りで取手の宿にやって来ます。

宿に来る客の酒の相手などをする酌婦のお蔦が茂兵衛の身の上話を聞いて、くしやかんざし、持ち金のすべてまでもめぐんでやり「立派な横綱になるんだよ」と送り出します。

茂兵衛も「必ず横綱になる」と誓い、何度も礼を言いながらお蔦の名前を心に刻み江戸へ向かいます。

10年後、渡世人となった茂兵衛は、お蔦への恩義を忘れることなく取手の宿へやって来ます。

お蔦は娘と二人でつつましく暮らしていますが、夫はいかさま博打で追われる身となった船印彫師辰三郎。

茂兵衛はお蔦と辰三郎と娘をお蔦の国元へ逃がしてやる手助けをし、見送るところで幕となります。

藤娘

藤の精 中村 米吉

娘の姿になった藤の花の精が女心を踊るという作品。

浮気性な男心をなじったり、拗ねて見せたり、お酒を飲まされて愛しい男性を思い踊る富司の精。あざとかわいい米吉さんにぴったりの演目です!

夜の部

鎌倉三代記

絹川村閑居の場

佐々木高綱 中村 勘九郎
時姫 中村 米吉
おくる 中村 鶴松
阿波の局 中村 梅花
母長門 中村 歌女之丞
三浦之助義村 坂東 巳之助

 

お染の七役

油屋娘お染
中村 七之助
丁稚久松
許嫁お光
後家貞昌
奥女中竹川
芸者小糸
土手のお六
鬼門の喜兵衛 喜多村 緑郎
油屋多三郎 坂東 巳之助
船頭長吉 中村 橋之助
丁稚長松 坂東 亀三郎
腰元お勝/女猿廻しお作 中村 鶴松
山家屋清兵衛 坂東 彦三郎

油屋という質屋の娘がお染、その恋人は丁稚の久松、お染の兄の油屋多三郎が芸者の小糸に入れあげたせいで商売が傾き始め、先を案じた母の貞昌は娘に山家屋清兵衛との縁談を進めています。

久松にはお光という婚約者がいる元は武士。

家宝の名刀午王吉光と鑑定書(折紙)を紛失した事で父親が切腹し、刀と折紙を探しています。

弟の身を案じた奥女中竹川は、召使いだった土手のお六に刀を探す資金の工面を頼みます。

恩に報いたいお六は亭主の鬼門の喜兵衛に相談したところ、喜兵衛が午王吉光を盗んだ張本人で、素知らぬ顔して100両を強請り取ろうと計画し、油屋に乗り込む・・・というお話

 

明治座 11月花形歌舞伎 ここが楽しみ

一本刀土俵入

勘九郎さんの茂兵衛が楽しみ!心のきれいな、真っすぐに夢を信じている茂兵衛、不器用だけど恩を忘れず生きることができる茂兵衛、勘九郎さんが描く純粋な茂兵衛が楽しみ。

お蔦は中村七之助さん!前半の気風のいい姐さんっぷりと、やさぐれた男でも愛して一途な女のお蔦。七之助さん間違いないっ!

橋之助さんの堀下根吉!神谷町小歌舞伎では波一里儀十を勤めた橋之助さんですが明治座ではその子分です。親分からも信頼されるクールで筋の通った男、出番は少ないけれどポイントの高いお役なのでご注目を!

久々の登場喜多村緑郎さん!辰三郎を追う博打一派の親分の波一里儀十を勤められます。なかなか観れないレアキャラながらカッコいいしカッコいい役なので、目に焼き付けてください!!

で、辰三郎ですよ!お蔦の夫、お君ちゃんの父、船印彫師辰三郎が坂東彦三郎さん、声とセリフが魅力の彦三郎さんの辰三郎のセリフをよっく聞きたいと思います。

お染の七役

何といっても七之助さんのが七役を一人で早変わりで演じ分けるというところです。

しかも、丁稚久松も恋人のお染も、婚約者のお光も、さらにお家の為に望まぬ結婚をさせようとする自分の母親と、久松の姉の奥女中とその召使い。

純情可憐な娘役から、母親や奥女中、さらには悪婆と言われる男のため、主人のために平気で悪いことをしたり、女だてらに喧嘩をしたり啖呵も切ったりする女の事でその役柄のレンジの広さたるや、七之助さん大奮闘の一幕です。

歌舞伎の見どころである「早変わり」が随所にありますので、解りやすく楽しめると思います。

 

まとめ

11月明治座花形歌舞伎についてまとめました。

中村勘九郎、中村七之助の中村屋を中心に、音羽屋坂東彦三郎、大和屋坂東巳之助、播磨屋中村米吉らに加え、新派から緑屋喜多村緑郎と多彩な顔ぶれで、注目の演目が上演されます。

ご観劇の参考にしていただけたら嬉しいです。

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