2025年1月新国立劇場「国立劇場初春歌舞伎公演」出演者やみどころなど公演情報

公演情報

国立劇場「初春歌舞伎公演」、2025年は初台の新国立劇場中劇場で開催されます。

初春の国立劇場と言えば、菊五郎劇団による上演となり、御大尾上菊五郎親父様を中心として、尾上菊之助、坂東彦三郎、中村時蔵らが顔を揃えます。

今年は「 彦山権現誓助剣」の四幕七場を通しで上演するという事です。

公演概要や簡単なあらすじ、見どころなどをまとめましたので参考にしていただけると嬉しいです。

国立劇場初春歌舞伎公演 概要

公演期間 2025年1月5日(日)~2025年1月27日(月)
公演時間 13:00~15:00終演予定(開場は開演45分前)
休演日 14日(火)・22日(水)
劇場 新国立劇場中劇場
料金(税込)
1等席 14000円(学生9800円)
2等席 10000円(学生7000円)
3等席 4000円(学生2800円)
花道正面席 20000円(学生14000円)
花道正面席って?

新国立劇場中劇場は歌舞伎専用の劇場ではありませんので、花道は歌舞伎公演の時だけ設置されます。

しかも、客席中央の通路までで、客席に向かって右折してソデにはけて行く感じですので、席によっては自分に向かって役者が花道を歩いて来る感じに見えてしまうんです。

その真正面の席(10列24番、25番、26番、27番)4席だけが20000円で、しかも直筆サイン入りの特製ブロマイドセットも進呈されるそうです。

私は夏の公演の時に9列の花道横で観ましたが、臨場感が素晴らしくて役者が扇子で仰ぐときにおこる風まで感じられて、いい気持でした(*^^)v

国立劇場初春歌舞伎公演 演目

通し狂言 彦山権現誓助剣  四幕七場

発 端 豊前国彦山権現山中の場
序 幕 周防国太守郡家城外の場
長門国吉岡一味斎屋敷の場
二幕目 山城国小栗栖瓢箪棚の場
三幕目 豊前国彦山杉坂墓所の場
同  毛谷村六助住家の場
大 詰 豊前国小倉真柴大領久吉本陣の場

通し狂言ってなに?

今回上演される演目は「通し狂言 彦山権現誓助剣」となっています。

「とおしきょうげんひこさんごんげんちかいのすけだち」と読みます。

「通し狂言」というのは上演形態を表し、ひとつの演目を最初から最後まで通して上演しますよ、ということなんです。

なので、発端から大詰めまで四幕七場の上演となっています。

ひとつのお話を最初から最後まで上演してくれるので、初めて歌舞伎をご覧になる方にもわかりやすいと思います。

そして、このお芝居が通しで上演されたのは過去に3回のみ、東京で通し上演されるのは22年ぶり、完結まで上演されるのは58年ぶりなんだそうです。

これは、観たいですね。

ざっくりあらすじ

一言で言うと仇討のお話です。

剣術に秀でた優しい好青年の毛谷村六助が、剣術の師匠吉岡一味斎の娘お園と共に、京極内匠という師匠を殺した敵を討つまでのスケールの大きなお話です。

通し狂言 彦山権現誓助剣 主な登場人物

毛谷村六助(けやむらろくすけ)尾上菊之助

師匠の吉岡一味斎から剣術の奥義を授けられた毛谷村に住む好青年

一味斎姉娘お園(おその)中村時蔵

吉岡一味斎の長女。力持ちで武術に秀でており、父の仇を討つべく旅をしているが、六助と出会い許嫁だと知らされると途端に女の子になるかわいい娘。

吉岡一味斎(よしおかいちみさい)中村又五郎

大名の剣術指南役。妻はお幸、長女がお園、次女がお菊。

お菊に横恋慕する京極内匠を打ち負かすも、恨みを買い内匠に殺される。

京極内匠(きょうごくたくみ)坂東彦三郎

一味斎を暗殺し姿をくらました後、微塵弾正と名のって六助に勝ちを譲ってもらい、小倉藩の剣術指南役におさまる。

お園にとっての敵討ちの相手

一味斎妹娘お菊(おきく)上村吉太朗

一味斎の次女。家老衣川弥三左衛門の息子の弥三郎とは人目をはばかる仲であり、弥三松という子まで生まれているが、父の仇を探す旅の途中で京極内匠から返り討ちに合う。

弥三松(やそまつ)中村秀乃介

お菊と衣川弥三郎の子息で母のお菊と共に仇討ちの旅に出るも、紆余曲折あって六助に保護され共に暮らしている。

演じる秀乃介君は中村歌昇さんの次男で、中村又五郎さんのお孫さんに当たります。

お幸(おこう)上村吉弥

吉岡一味斎の未亡人。

杣斧右衛門(おのえもん)片岡亀蔵

毛谷村に住む、杣(そま)木こりのことです。

母が殺され、六助に仇討を頼みに来る。

三世代同時出演にご注目

今回の上演に当たっては尾上菊五郎親父様を座頭として、菊五郎劇団の一家が三世代同時に舞台に立つというところも見どころです。

尾上菊五郎家は、親父様、菊之助さん、丑之助君、眞秀君、

坂東楽善家は、祖父の楽善さん、息子の彦三郎さん、孫の亀三郎さん

中村又五郎家は、祖父の又五郎さんと孫の種太郎君と秀之助君、

中村時蔵家は、父の時蔵さんと息子の梅枝君、

と、ファミリー感が強いのと孫世代が元気に活躍するところも楽しみたいと思います。

まとめ

22年ぶりに通し狂言として上演される「彦山権現誓助剣」、完結まで受援されるのは58年ぶりということですから、次にいつあるかは分からないし、

毛谷村の場だけが上演されることはままあるので、通しを観ておくことでより理解しやすくなると思います。

また、尾上菊五郎親父様が元気に真柴大領久吉を勤められるのも楽しみです。

是非、初台の新国立劇場へお運びください。

 

 

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