2025年2月歌舞伎座「猿若祭二月大歌舞伎」読み方やチケット あらすじなど 勘九郎の蔦重に注目

公演情報

2025年2月、東京の歌舞伎座では猿若祭二月大歌舞伎公演が行われます。

どんな内容の公演になるのでしょうか? いまさら聞けない「猿若祭」の読み方やゆかり、

初めて歌舞伎を観る方にもおすすめな 公演の情報やチケットの買い方、見どころなどについてまとめてみました。

猿若祭二月大歌舞伎公演概要

公演期間 2025年2月2日(日)~25日(火)
昼の部(開演~終演予定時間) 11:00~
夜の部(開演~終演予定時間) 16:30~
休演日 10日(月)、18日(火)
劇場 歌舞伎座
料金(税込)
1等席 18000円
2等席 14000円
3階A席 6000円
3階B席 4000円
桟敷席 20000円

猿若祭の読み方とゆかりについて

「猿若祭」は、さるわかさいと読みます。

猿若勘三郎が歌舞伎を上演することを江戸で許可され、猿若座が始まりました。

猿若勘三郎は初代中村勘三郎で、猿若座は後の中村座ということになります。

「猿若」とは江戸時代に歌舞伎が生まれた頃から続く名称で、

猿若座から中村座へと変遷し、それを平成の時代によみがえらせたので今でも中村屋の興行が行われる特設会場を「平成中村座」というのです。

代々の中村勘三郎さんの功績を称え、追善の意味を持つ「猿若祭」ということですね。

猿若祭二月大歌舞昼の部 演目と出演者

一、鞘當(さやあて)
不破伴左衛門 坂東巳之助
茶屋女房 中村児太郎
名古屋山三 中村隼人

舞台は吉原仲之町、桜の花が満開の春の季節です。

当時イケイケでお金も持っている旗本の不破伴左衛門(コワモテで乱暴者)と、

伴左衛門が身請けしたいと狙っている遊女の恋人だけど、お金は無い名古屋山三(モテモテのイケメン)が、

お互いの刀の鞘がぶつかったことで、喧嘩になりお互い譲らない状態を見かねた茶屋の女房がなんとかその場を収めるというお話。

春の吉原の風景と、旗本と色男の見た目の良さ、二人が花道で順番に発せられる渡り台詞の心地よさを感じる演目です。

二、醍醐の花見(だいごのはなみ)
豊臣秀吉 中村梅玉
利家正室まつ 中村雀右衛門
淀殿 中村福助
福島正則 坂東亀蔵
大野治房 尾上左近
豊臣秀頼 中村秀乃介
曽呂利新左衛門 中村歌昇
加藤清正 坂東彦三郎
前田利家 中村又五郎
北の政所 中村魁春

天下人となった豊臣秀吉が、豊臣家にゆかりの人々を招き、花の名所の京都の醍醐寺で開催された盛大な花見の宴の様子を表す舞踊劇。

秀吉たちは、酒を飲み桜を愛でながら舞い踊る、絢爛豪華な一幕を楽しみたいと思います。

三、きらら浮世伝(きららうきよでん)
蔦屋重三郎 中村勘九郎
遊女お篠 中村七之助
遊女お菊 中村米吉
喜多川歌麿 中村隼人
山東京伝 中村橋之助
滝沢馬琴 中村福之助
葛飾北斎 中村歌之助
十返舎一九 鶴松
女衒の六 市村橘太郎
彫り師の親方彫達 嵐橘三郎
摺り師の親方摺松 中村松江
西村屋与八郎 市村萬次郎
初鹿野河内守信興 中村錦之助
恋川春町 中村芝翫
大田南畝 中村歌六

蔦屋重三郎といえば、今年の大河ドラマ「べらぼう」ですね。

実は大河ドラマになるもっと前に、江戸のメディア王と言われた蔦屋重三郎を描いたお芝居があったのです。

1988年に十八世中村勘三郎さんが勘九郎時代に蔦屋重三郎を勤めた舞台が、当代の勘九郎さんが蔦屋重三郎を勤め歌舞伎として再演されます。

当時脚本を書かれた横内謙介さんが脚本・演出されるという楽しみな演目です。

猿若祭二月大歌舞夜の部 演目と出演者

一、壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)阿古屋
遊君阿古屋 坂東玉三郎
岩永左衛門 中村種之助
榛沢六郎 尾上菊市郎
秩父庄司重忠 尾上菊之助

 平家が滅亡した後、景清の行方を白状させよう白洲に引き出される景清の愛人、遊君阿古屋。

どんなに攻められても景清の行方を知らないという阿古屋は、琴、三味線、胡弓の演奏を命じられ、心を乱す様子もなく見事に演奏する阿古屋

美貌と高度な技術と表現力を持つ女方だけが演じられる大役を、坂東玉三郎さんが演じられる生の舞台を観られる幸せを感じたいと思います。

二、江島生島(えじまいくしま)
生島新五郎 尾上菊之助
旅商人 中村萬太郎
中臈江島/江島に似た海女 中村七之助

江戸時代に大奥を揺るがす騒動となった、歌舞伎役者生島新五郎と江戸城大奥の中臈江島の許されない恋。

2人は引き裂かれ流罪になり離れ離れになっています。

生島は江島を思い島をさ迷う中でひとりの海女と出会います。

江島と海女を演じ分ける七之助さん、江島を想うあまり気がふれてしまう生島のj菊之助さん。

あまり見られないおふたりの姿を存分に楽しみたい演目です。

三、人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)
左官長兵衛 中村勘九郎
女房お兼 中村七之助
長兵衛娘お久 中村勘太郎
手代文七 中村鶴松
小じょくお豆 中村秀乃介
遣手おかく 中村歌女之丞
家主甚八 片岡市蔵
鳶頭伊兵衛 尾上松緑
和泉屋清兵衛 中村芝翫
角海老女将お駒 中村萬壽

腕がいいのに大の博打好きの左官の長兵衛、家系は火の車で女房のお兼とは喧嘩が絶えません。

それを見かねた娘のお久が吉原に身を売ることを決意しますが、そんな孝行娘の気持ちを汲み取り、店には出さず50両のお金を貸してくれるという店の女将。

その心に打たれ改心することを誓う長兵衛でしたが、帰り道に出会った身投げをしようとする若者にその金を上げてしまいます。

すったもんだがありますが、悪い人は誰も出て来ない、最後には気持ちよく丸く収まる人情噺です。

娘のお久ちゃんを勘太郎くんが勤めるところ、勘九郎さん七之助さんの夫婦、萬壽さんの女将さんっぷりなどなど、見どころ満載です。

あたたかい気持ちで帰路につけるお芝居です。

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まとめ

2025年2月、東京の歌舞伎座で行われる『猿若祭二月大歌舞伎公演』の公演情報をまとめました。

今年は、大河ドラマ「べらぼう」で話題の蔦屋重三郎にまつわる「きらら浮世伝」が再演されたり、もう観られないかもしれないとされていた坂東玉三郎さんの「阿古屋」や、菊之助さんと七之助さんの「江島生島」や、中村屋の家の芸ともいえる「人情噺文七元結」が上演されるなど楽しみな演しものが並びました。

楽しめる演目ばかりですので是非お出かけください。

 

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