七月の大阪松竹座は
尾上菊之助改め 八代目 尾上菊五郎襲名披露
尾上丑之助改め 六代目 尾上菊之助襲名披露
七月大歌舞伎 関西・歌舞伎を愛する会 第三十三回
音羽屋の襲名披露も7月の大阪松竹座で一息つくかたちとなります。
八代目菊五郎は昼の部で「うかれ坊主」と「神結新三」夜の部は「土蜘」
六代目菊之助は昼の部の「羽根の禿」夜の部は「土蜘」に出演します。
そして、片岡仁左衛門の「熊谷陣屋」は「見納めになるかもしれないという気持ちで観てほしい」と大役に挑まれる大注目の一幕になります。
七月大歌舞伎 昼の部 演目 配役 お楽しみポイント
一、新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)野崎村
【配役】
| 久作娘お光 丁稚久松 後家お常 油屋娘お染 百姓久作 |
中村壱太郎 中村隼人 中村鴈乃助 中村扇雀 中村鴈治郎 |
【お楽しみポイント】
素直で親孝行な田舎娘のお光、丁稚奉公に出ていた幼馴染の久松との祝言を目前にウキウキと浮かれている。
久松は奉公に入った油屋のお染と恋仲になり、さらにお染は妊娠しており、お染の事も忘れられず気持ちが揺れている様子。
そこに、久松を訪ねてお染が矢ってくる・・・さぁどうするお光ちゃん
上方の成駒家に囲まれて、シュッとし過ぎるくらいシュッとした隼人さんの久松と、
映画「国宝」で歌舞伎指導と所作指導を務めた鴈治郎さんと壱太郎さんの親子共演を楽しみにしたいと思います。
二、羽根の禿(はねのかむろ) うかれ坊主(うかれぼうず)
【配役】
| 〈羽根の禿〉 〈うかれ坊主〉 |
禿 願人坊主 |
丑之助改め尾上菊之助 菊之助改め八代目尾上菊五郎 |
【お楽しみポイント】
花魁の元で禿(かむろ)として働く少女が、お正月に羽根突きをして遊ぶ様子を描いた舞踊の演目です。
新菊之助ちゃんのかわいい所作で幸せ気分に浸りたいと思います。
癌人坊主とは江戸時代に流行したお坊さんのなりをした乞食の事をいうそうです。
人に代わって祈願や水垢離(水で体を清めること)などをしてお金をもらって歩いた者ともいわれます。
こちらも舞踊の演目ですが、新菊五郎さんのおかしみのある所作事を楽しみたいです。
三、梅雨小袖昔八丈(つゆこそでむかしはちじょう)髪結新三
【配役】
| 髪結新三 弥太五郎源七 白子屋後家お常 手代忠七 お熊 下剃勝奴 車力善八 加賀屋藤兵衛 家主女房おかく 家主長兵衛 |
菊之助改め八代目尾上菊五郎 中村錦之助 片岡孝太郎 中村萬太郎 中村米吉 尾上菊次 片岡亀蔵 河原崎権十郎 市村萬次郎 坂東彌十郎 |
髪結新三(かみゆいしんざ)と言う方が聞き覚えのある方も多いかと思います。
入れ墨者の小悪党の新三は髪結いとして家々を回る、巡回型のヘアスタイリストをしていて、材木商の白子屋にも出入りしています。
そこの娘お熊を連れ去り自分の家の物入れに閉じ込めます。
とにもかくにも悪い男の髪結新三を新菊五郎さんが勤めます。
六代目尾上菊五郎の当たり役として知られ、当代の菊五郎も継承し、家の芸として受け継がれる演目です。
七月大歌舞伎 夜の部 演目 配役 お楽しみポイント
一、一谷嫩軍記 熊谷陣屋(くまがいじんや)
【配役】
| 熊谷次郎直実 熊谷妻相模 藤の方 堤軍次 梶原平次景高 源義経 白毫弥陀六実は弥平兵衛宗清 |
片岡仁左衛門(Aプロ) 中村錦之助(Bプロ) 片岡孝太郎 中村壱太郎 中村隼人(Aプロ) 尾上菊市郎(Bプロ) 片岡松之助 中村錦之助(Aプロ) 中村隼人(Bプロ) 中村歌六 |
※Aプロ(7月5・6・8・9・11・12・13・15・16・19・20・21・23・24日)
※Bプロ(7月7・14・18・22日)
【ここが楽しみ】
源氏と平家の戦いのさなか、大義のためにはわが子の命をも差し出す。
そんな時代のお話です。
片岡仁左衛門さんが「見納めになるかもしれないという気持ちで観てほしい」とインタビューで話されていました。
大注目の一幕です。
二、 八代目尾上菊五郎 六代目尾上菊之助 襲名披露 口上(こうじょう)
【配役】
菊之助改め八代目尾上菊五郎
丑之助改め六代目尾上菊之助
幹部俳優出演
と発表されていましたが、列座された幹部俳優はこちらの方々でした。
中村鴈治郎
坂東彌十郎
中村錦之助
片岡仁左衛門
中村扇雀
片岡孝太郎孝
中村歌六
三、新古演劇十種の内 土蜘(つちぐも)
【配役】
| 叡山の僧智籌実は土蜘の精 侍女胡蝶 平井保昌 源頼光 渡辺綱 坂田公時 碓井貞光 卜部季武 巫子榊 番卒藤内 番卒次郎 番卒太郎 |
菊之助改め八代目尾上菊五郎 丑之助改め尾上菊之助 坂東彌十郎 中村時蔵 片岡亀蔵 中村萬太郎 中村隼人 尾上菊市郎 中村壱太郎 坂東彦三郎 中村扇雀 中村鴈治郎 |
【ここが楽しみ】
尾上菊五郎襲名披露公演として、八代目菊五郎さんが叡山僧智籌後に土蜘の精を、菊之助くんが初役で侍女胡蝶を勤めます。
尾上菊五郎家(音羽屋)ゆかりの演目であり、迫力の立廻りや、妖術と戦うシーンなど、見応えのある舞踊劇です。
七月大歌舞伎チケット発売中
チケットのお求めは、
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チケットぴあ【松竹座七月大歌舞伎】
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まとめ
七月の大阪松竹座は音羽屋の襲名披露興行が行われ、
3か月続いた襲名披露興行も一息となります。
八代目菊五郎は昼の部で「うかれ坊主」と「神結新三」夜の部は「土蜘」
六代目菊之助は昼の部で「羽根の禿」夜の部「土蜘」で親子共演となります。


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