2025年12月の歌舞伎座は「十二月大歌舞伎」と題し三部制で上演されます。
中村獅童さんと寺島しのぶさんが歌舞伎座で夫婦役を演じる「芝浜革財布」や、坂東玉三郎さんと市川染五郎さんの「与話情浮名横櫛」など注目の作品に期待が高まります。
演目と配役、お楽しみポイント、チケット情報などまとめたいと思いますので、参考になさっていただけたら嬉しいです。
十二月大歌舞伎第一部 演目と配役
超歌舞伎 Powered by IOWN 世界花結詞
配役
| 源朝臣頼光/袴垂保輔 傾城七綾太夫実は将門息女七綾姫 渡辺綱奥方小夜風御前 市原野の鬼童丸実は純友一子藤原元純 頼光弟源頼信/卜部季武 初音姫実は白鷺の精霊 碓井貞景丸 坂田公平丸 山姥茨木婆 平井保昌 伊予掾藤原純友の霊 蜘雲阿闍梨 和泉屋女将おしき |
中村獅童 初音ミク 中村時蔵 中村歌昇 中村種之助 尾上左近 中村陽喜 中村夏幹 中村蝶紫 澤村精四郎 市川青虎 市川猿弥 市川門之助 |
お楽しみポイント
皆様おなじみの超歌舞伎です。
ペンライトをもって集合!でございます。
世界花結詞はせかいのはなむすぶことのはと読むそうです。
承平天慶の乱の後、平将門の息女七綾姫、また藤原純友の血をひく鬼童丸は、物の怪たちと力をあわせ、仇敵の源頼光、頼信を討とうと企んでいます。これに袴垂保輔が立ちはだかりますが…。
出典:https://www.kabuki-bito.jp/
というお話だとのことですが、時蔵、歌昇、種之助、左近というメンバーが超歌舞伎にどう絡むのか?
青虎、猿弥、門之助さんは間違いないと思いますので、配役を見て私も観劇することを決めました。
行くなら、ペンライトを買って楽しみまくります(*^^)v
十二月大歌舞伎第二部 演目と配役
丸橋忠弥(まるばしちゅうや)
配役
| 丸橋忠弥 松平伊豆守 加藤市郎右衛門 近習頭石谷左近 近習頭大久保民之丞 柴田三郎兵衛 弓師藤四郎 忠弥母おさが 忠弥女房おせつ |
尾上松緑 市川中車 坂東亀蔵 市川男寅 尾上左近 中村吉之丞 河原崎権十郎 市川齊入 中村雀右衛門 |
お楽しみポイント
由井正雪の乱に加担したとされる浪人丸橋忠弥が主人公の物語。
内容としては、いわゆる“忠義と反乱”のドラマです。
酔っぱらったふりをして、江戸城を偵察する忠弥、それを見つける松平伊豆守とのやり取り。
松緑さんと中車さんという二人のやり取りが楽しみです。
正義感と現実のはざまで揺れる心情や、仲間との絆、裏切り、悲劇的な最期などが描かれます。
まさに人間ドラマの宝庫なんです!
芝浜革財布(しばはまのかわざいふ)
配役
| 魚屋政五郎 政五郎女房おたつ 錺屋金太 魚屋丁稚長吉 酒屋小僧平太 金貸おかね 桶屋吉五郎 左官梅吉 大家長兵衛 大工勘太郎 |
中村獅童 寺島しのぶ 梶原善 中村陽喜 中村夏幹 尾上菊三呂 澤村精四郎 市川猿弥 片岡市蔵 市川中車 |
お楽しみポイント
今年の6月に松緑さん萬壽さんの夫婦で上演された「芝浜革財布」が再び上演されます。
今回の上演では、中村獅童さんと寺島しのぶさんが主人公の夫婦役を勤めるということで楽しみですね。
私は、獅童さんの世話物が好きなので、期待しています。
梶原善さんが歌舞伎に出られるのも楽しみですし、中車さん、猿弥さん、精四郎さんの長屋仲間との飲みっぷりにもワクワクします。
貧乏長屋の政五郎が冬の芝浜で財布を拾ったところから話が始まり、大金に浮かれ贅沢な酒盛りを始める政五郎、咎めて、たしなめる女房おたつ
改心した政五郎が成功して迎える3年後の大晦日。
ハッピーエンドのストーリーに気分よく打ち出されて、おいしくお酒も頂けそうな一幕です。
十二月大歌舞伎第三部 演目と配役
与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)源氏店
配役
| お富 与三郎 蝙蝠の安五郎 番頭藤八 和泉屋多左衛門 |
坂東玉三郎 市川染五郎 松本幸蔵 片岡市蔵 河原崎権十郎 |
お楽しみポイント
お富さんは、木更津の大親分のお妾さんでしたが、
一目ぼれした若い男与三郎と逢引してたことがバレて、男は全身を切り刻まれて海に放り投げられお富さんも身投げしてしまいます。
という前段のお話があります。
今のお富さんは大きなお店の番頭、和泉屋多左衛門に助けられて今はその人の愛人をしています。
身体の関係はありません←ココ大事!
与三郎も生き延びていて、悪い仲間と共にお富さんの家にお金を強請に来ます。
そこで二人は再会します。
与三郎は切られてからの苦労を語り、のんきに別の男の愛人になってのうのうと生きているのが許せないと、
「しがねえ恋の情が仇・・・」とはじまる与三郎のセリフは聞きどころですよ
お富さんはあなたのことを忘れたことはなかったと、言い争いになります。
そこに旦那の和泉屋多左衛門がやって来て事情を呑み込んで、
カタギになってから出直してくるようにと諭しお金を与えます。
強請のふたりは望外の金額を手にできたことで反省の色もなく帰っていきます。
強請仲間、蝙蝠の安五郎との花道でのシーンは見どころなのでお楽しみに
でも実は、和泉屋多左衛門はお富さんの実の兄で、妹が幸せになれるようにと計らってくれるのです。
お富さんを勤める玉三郎さんは、何度もこの役をされていますし、片岡仁左衛門さんとのにざ玉で大評判にもなっています。
その与三郎を二十歳の染五郎さんがどんな風に造形するのか楽しみでなりません。
火の鳥(ひのとり)
配役
| 火の鳥 ヤマヒコ ウミヒコ 侍女 侍女 イワガネ 重臣 大王 |
坂東玉三郎 市川染五郎 尾上左近 市川笑也 市川笑三郎 坂東新悟 中村亀鶴 市川中車 |
お楽しみポイント
今年の八月、納涼歌舞伎で初演された「火の鳥」が早くも再演です。
病に苦しむ大王が求めたのが、“永遠の命”!
その鍵を握るのが、伝説の存在・火の鳥なんです。
大王の命を受けて、二人の王子ヤマヒコとウミヒコが、火の鳥が棲むという遥か遠い国を目指して旅立つのですが…
その途中、黄金に輝くリンゴの木が並ぶ不思議な苑で、イワガネと名乗る人物に出会ってしまい——ここから物語が一気に動き出します。
大王を中車さんが勤められるのならば團子さんで観たかったなという思いもありますが、何と言ってもウミヒコ役の左近さんに注目です。
悩める弟の苦悩をどんな風に表現してくれるのか期待してしまいます。
ミーハーな私的には、笑也さん笑三郎さんの侍女も気になります。
思いもよらぬ演出と、音楽、火の鳥の衣装や踊りなビックリ魅せられた8月の演出とどんな違いになるのか、そんなところも楽しみにしたいところです。
十二月大歌舞伎 公演概要
| 公演期間 | 2025年12月4日(木)~26日(金) | |
| 第一部(開演~終演予定) | 11:00~13:35頃 | |
| 第二部(開演~終演予定) | 14:45~17:20頃 | |
| 第三部(開演~終演予定) | 18:10~20:00頃 | |
| 休演日 | 10日(水)、18日(木) | |
| 劇場 | 歌舞伎座 | |
|
料金(税込)
|
特等席 | 17,000円 |
| 1等席 | 16,000円 | |
| 2等A席 | 13,000円 | |
| 2等B席 | 12,000円 | |
| 2等C席 | 8,000円 | |
| 3階A席 | 6,000円 | |
| 3階B席 | 4,500円 | |
| 1階桟敷席 | 17,000円 | |


コメント