【2026年1月】令和8年国立劇場初春歌舞伎公演の公演概要や配役、お楽しみポイント、チケット情報まとめ

上演予定

2026年の1月の「国立劇場初春歌舞伎公演」は初台の新国立劇場中劇場で開催されます。

初春の国立劇場と言えば、菊五郎劇団による上演となり、七代目尾上菊五郎親父様を中心として、八代目尾上菊五郎さん、坂東彦三郎さん、中村時蔵さんらが顔を揃えます。

さらに今年は坂東彌十郎さんが女形の局岩藤を勤められ、『鏡山旧錦絵』の四幕七場が通しで上演されます。

公演概要や簡単なあらすじ、お楽しみポイントなどをまとめましたので参考にしていただけると嬉しいです。

国立劇場初春歌舞伎公演 演目

通し狂言 鏡山旧錦絵 四幕七場
(かがみやまこきょうのにしきえ)

序 幕  営中試合の場
二幕目  奥御殿草履打の場
三幕目  長局尾上部屋の場
塀外烏啼の場
元の長局尾上部屋の場
大 詰  奥庭仕返しの場
右大将頼朝花見の場

通し狂言ってなに?

今回上演される演目は「通し狂言 鏡山旧錦絵」となっています。

「通し狂言」というのは上演形態を表していまして、ひとつの演目を最初から最後まで通して上演しますよ、ということなんです。

なので、序幕から大詰めまで四幕七場を通しての上演となります。

ひとつのお話を最初から最後まで上演してくれるので、初めて歌舞伎をご覧になる方にもわかりやすいと思います。

しかも「女版・忠臣蔵」と言われるくらいの、the女の闘いなのでお話としても分かりやすいです。

予習不要!

「鏡山旧錦絵」が通しで上演されるのは17年ぶりとなるそうです!

これは、観ておかなくちゃですね。

通し狂言 鏡山旧錦絵 ざっくりあらすじ

『鏡山旧錦絵』は、いわゆる“加賀騒動”を下敷きにした、お家騒動×女の仇討ちのお芝居です。

主人である中老尾上を、意地悪で悪知恵全開の岩藤が陥れて、自害に追い込んでしまうところから物語は一気に重たい空気に…。

でも、そこで立ち上がるのが健気な召使いのお初!

ご主人様の無念を晴らすべく「草履打ち」からクライマックスの仇討ちへと突き進みます。

草履と懐剣で岩藤の悪行にズバッと決着をつける姿は、まさにスカッと爽快。

最後にはお初が二代目尾上に取り立てられるというご褒美展開もあって、「女版・忠臣蔵」と呼ばれるのも納得の展開です。

通し狂言 鏡山旧錦絵 配役

召使いお初 八代目 尾上菊五郎
局岩藤/北条時政 坂東彌十郎
中老尾上/畠山重忠 中村時蔵
奴伊達平 坂東彦三郎
庵崎求女 中村萬太郎
里見義成 市村竹松
山名重国 市村光
頼朝息女大姫 中村玉太郎
奥女中桐島/牛島主税 市村橘太郎
剣沢弾正 河原崎権十郎
侍女左枝 市村萬次郎
頼朝御台所政子 中村魁春
大江広元 坂東楽善
源頼朝 七代目 尾上菊五郎

通し狂言 鏡山旧錦絵 主要登場人物

中老尾上: 中村時蔵

中老というのは、大名家の奥御殿に勤める女性たちの最高幹部の役職です。

尾上は、もとは町人の娘ですが、若くて誠実な人物として描かれ、武家娘であるお初の上司ということに当たります。

女方屈指の、辛抱役、耐える役を中村時蔵さんが初役で勤めます。

局岩藤:坂東彌十郎

お家転覆を狙う悪臣の一派に加担していて、大名家に仕える高級女中、局(つぼね)で、主人公の中老尾上の同僚または上司という位置づけです。

ただ、 権力を笠に着て威張り散らし、自分より立場が弱い者や、気に食わない人物を徹底的にいじめる意地悪な性格がゆえに、町人出身の尾上のことが気に入らずあれやこれやと難癖をつけては苛め抜きます。

こちらは、坂東彌十郎さんが初役で勤められます。

彌十郎さんの怖い岩藤、楽しみです。

召使いお初:八代目 尾上菊五郎

主人への忠義心に厚く芯の強さを持った女性として描かれているのがお初。

悪役の局岩藤のいじめにより自害した主人の中老尾上の無念を晴らすため、命を懸けて敵討ちを決意します。

お芝居の後半で、岩藤を討ち果たし、主人の名跡二代目尾上を継ぐことになります。

お初のいじめに対する怒りと主人の無念を晴らすための行動力が、お芝居のクライマックスを盛り上げる重要な役どころです。

北条時政:坂東彌十郎

彌十郎さんが二役で勤め勤められます。

時政パパ再来ですね。

通し狂言 鏡山旧錦絵 お楽しみポイント

17年ぶりに通し狂言として上演される『鏡山旧錦絵』。

解りやすいストーリーでしかも通しで上演ですから、最近歌舞伎を観るようになった方にも観やすい作品かと思います。

私が前に観たのは玉三郎さんが尾上で、若き日の菊之助(現八代目菊五郎)さんがお初で、岩藤は菊五郎親父様で、お初が初々しく健気だったのを覚えています。

八代目菊五郎さんのお初は手に入ったものだと思いますが、それでも久しぶりなので楽しみです。

初役で、尾上に挑まれる中村時蔵さんに期待したいです。

虐めさいなまれる辛抱女形と言われるお役。

お父様の萬壽さんもなさったことがあるお役です。

時蔵襲名以来、細かな心理描写に感心することが多くて、とても楽しみにしております。

そしてそして、こちらも初役坂東彌十郎さんの局岩藤ですよ。

歌舞伎界一の高身長(183cm)の大きな体とあのお顔で、かなり憎たらしいインパクトのある岩藤になるでしょう。

楽しみすぎる!

尾上菊五郎親父様が元気に源頼朝を勤められるのも楽しみです。

国立劇場初春歌舞伎公演 概要

公演期間 2026年1月5日(月)~1月27日(火)
開演時間 午後1時開演(午後5時終演予定)
休演日 9日(金)・22日(木)
劇場 新国立劇場中劇場
京王新線「初台駅」中央口直結
料金(税込)
1等席 14,000円 (学生 9,800円)
2等席 10,000円 (学生 7,000円)
3等席 4,000円 (学生 2,800円)

まとめ

17年ぶりに通し狂言として上演される『鏡山旧錦絵』。

前に観たのは玉三郎さんが尾上で、若き日の菊之助(現八代目菊五郎)さんがお初で、岩藤は菊五郎親父様で、お初が初々しく健気だったのを覚えています。

尾上菊五郎親父様が元気に源頼朝を勤められるのも楽しみです。

是非、初台の新国立劇場へお運びください。

 

 

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